Octaveの条件文と制御文は,Octaveにおける条件文と制御文の扱いに関するページです.

Octaveの条件文と制御文

Octaveでの条件文と制御文の処理法

  
 インタプリタ言語であるOctaveにおいても,簡単な制御命令文を使用することができます. 制御文を用いることにより,高度なプログラムを組むことができ,難度の高い計算も可能になります. まず,選択判断の制御命令をするために必要な条件文について紹介し,ついで条件文の組み合わせ方,if文による制御命令について説明します.


条件文と制御文



 Octaveで使用する条件文を下の表に記します.



a == baとbが等しいとき真
a ~= baとbが等しくないとき真
a > baがbより大きいとき真
a < baがbより小さいとき真
a >= baがb以上のとき真
a <= baがb以下のとき真
aaが0以外のとき真
Octaveの条件文 条件文の意味



 次に,上で記した条件文を,組み合わせる場合の命令文を,下表に記します.



(条件文1) && (条件文2) (条件文1が真)かつ(条件文2が真)のとき真
(条件文1) || (条件文1) (条件文1が真)または(条件文2が真)のとき真
!(条件文) (条件文が偽)であるとき真
Octaveの条件文組み合わせ命令 組み合わせの意味




 if文を用いた制御文を下に示します.



if (条件文)

   処理

end
if (条件文)

    処理1

else

    処理2

end
if (条件文1)

    処理1

elseif (条件文2)

    処理2

else

    処理3

end
Octave 制御の流れ


最後に,条件文を組み合わせた制御文の例を示します.



a=1
b=2
x=0



if (a=1 かつ b=1が真なら)

    x=1

elseif (a=1 かつ b=2が真なら)

    x=2

else (上記以外なら)

    x=3

end
Octave 制御の流れ






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